魂が滅することはない

人生100年、こんな言葉をよく耳にします

これは、人生の長さを言っています

人生の質は、どうでしょうか?

人間は何故生まれるのでしょうか?

そしてなぜ死ぬのでしょうか?

死後の生は存在するのでしょうか?

期限付きの人の命の価値は

どう考えていくことで、悔いのないように命を使うことが出来るのでしょうか?

ゼロポイントフィールド仮説について、化学は模索しています

ですが

誰も実際に死後の世界を克明に説明してくれる人はいません

いかなる研究者が研究したからと言って

わたしたちの知りえない命のシステムです

「忙しい」と言う文字は

「こころ」が「ない」と書きます

こころがないと、人はどうなるのか

こころがないと

生きていく意味をなくしていきます

「幸せ」という文字は

辛いと一文字違いです

「愛」は、心を受けると書きます

苦しみを体験しないと、「感謝」の心は生まれてきません

生の意味は、「死」の意味を知るところから始まるように思います

その大いなる自然界の営みに私たちは尊厳の意をもって

今ある命をしっかり味わっていくことで

死の意味が少し見えてくるような気がします

今ある命をたいせつにし、感謝して生きていくことで

この世界に命を頂いたものとしての、責任と義務を感じます

医療は進化し、延命の努力を尽くしやがては多くのチューブを身体につないでいきます

それは正しいのか正しくないのかはわかりませんが、魂が求めている本当の思いでしょうか…

倫理的、哲学的思想の背景が葛藤していきます

実は、

私は、自分の身内に真実の診断名を告げることが出来ませんでした

私の中にずっと罪悪感が消えることはありません

故人はかねてから、医療の行き過ぎに疑問をもっていました

自然の運命を受け入れることに対して、強い信念を持っていました

息を引き取るとき、遠くを見つめながらこの世界から旅立ちました

何を見ていたのか、もう伺い知ることはできませんが

わたしからは、遠くの光を見つめているように感じました

「魂が光になったんだ」と、私はその時にそう確信しました

愛する肉親を喪うことは、悲しみに打ちひしがれる毎日が続きます

ですが、いつも魂は寄り添っています

今まで気づかなかった、大きな愛を私に教えてくれています

故人の魂は、私の魂の中にあり、かけがえの無い愛を注いでくれています

生を受けた人すべてに、命の時間が約束されています

この生は一回かぎりです

限りある命の時間です

過去も未来もありません

あるのは、「今が」永遠に続いているだけです

あなたの「今」が、「死の門出」まで大切にされますように

たくさんの感謝であふれますように