三つの健やかな感情の育て方

人の行動は、その人の情報あるいは環境が決定していきます。

なかなか治らない慢性痛・肩こり・腰痛も、実は感情の問題であることがあります。体の症状は感情の問題からきていることが多く、たとえば、この筋肉は異常があって動かせなくなっているのではないかと勘違いをして痛みをもたらせていきます。

痛みもなく、自分では認識できていないストレスを抱えていることもあり、突然感情コントロールできなくなることもあります。

感情と行動を切り離して、過去に振り回されず未来の不安にとらわれず、意識して新しいことに目を向けて生活をしていくことが大切です。

[簡単にできる、心のセルフケア行動]

□泣きたいときは心ゆくまで泣

□気になる感情を、自分から取り出して「気になるんだね」「苦しいんだね」「辛いんだね」 「よしよし…」と自分を認めてあげる

□失敗した自分を、成長のチャンスと捉える

□どうしても苦手意識がある人間関係の付き合い方の折り合いをつける

□小さいことでも、紙に書き出して破って捨てる

□心のセルフケアの方法を身に着けておく

□ご自身の「心と体にマインドフル」な状況を、ゆっくりと意識的に感じてみましょう

□日常に笑顔を取り入れたり、趣味や習い事、新しいメニューの調理の挑戦、部屋の模様替えなどで「楽しむ心」「嬉しい気持ち」を身に着ける

□不安や悩みをひとりで抱えないで、仲のいい友人に聞いてもらう

□専門家に相談する

□運動、食事、睡眠習慣の質を整えることで、脳を活性化させるホルモンを分泌させる

□運動の習慣 🏃‍♀️

有酸素運動(筋肉運動)は、癌や心臓病、高血圧、糖尿病といった様々な病気を予防します。(ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンの分泌を増やし、脳の柔軟性を促してくれる)

深い呼吸をすることで、吐くことに意識すると副交感神経が優位になり、リラックス効果が得られます

ヨガは、PTSD(心的外傷後ストレス障害)やトラウマというストレスに対して改善していきます。

□食事の習慣 🍽️

近年の私たちの食生活の環境は、様々な体調不良を引き起こしかねない環境の中で生活しています。年齢は若くても、体は老化している人が多くなっています。

新陳代謝を良くする食生活を習慣化することが重要になります。

そのためには、必須アミノ酸がバランスよく含まれている動物性タンパクや良質なたんぱく質(肉・魚・卵・豆腐・納豆など)と必須脂肪酸(オメガ3を多く含むココナッツオイルなど)を摂り入れていきましょう。

飲酒と喫煙習慣、過剰な糖質の摂取は、中毒性がありアミロイドβタンパク質の蓄積の一因となっています。

(アミロイドたんぱく質…Amyloidshaは水に溶けない繊維状のタンパク質で、器官に異常に蓄積されることで神経系統が侵されアルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、感情コントロール不良の原因と言われており、様々な臓器にも沈着されていき臓器の機能障害を引き起こしていくと言われています。症状として認識されるおよそ20年以上前から蓄積されていると言われています。)

□睡眠の習慣 🛏️

  

良質な睡眠によって、脳に溜まった老廃物を洗い流してくれています。(メラトニンが脳の海馬の働きを促す)

良質の睡眠は、心身の疲労回復、生活習慣病の予防、記憶、美容、ダイエット効果があります。

寝る前30分前のTV、パソコンやスマホの使用は避けましょう。睡眠促進するメラミンの分泌を抑制してしまいます。

寝る前のアルコール、喫煙、コーヒー、夜食は控えましょう。良質の睡眠を妨げます。

寝る前の1時間から2時間前までにぬるめのお湯なら30分熱めのお湯なら5分で済ませましょう。一旦上昇した体温が少しづつ下がっていく際に寝つきをよくして深い睡眠が得られます。