不安 怒り 孤独 後悔 自責感 罪悪感などの、様々な感情コントロール困難はどこから来るの?

それは、環境へ適応して安全に暮らすために、ホメオシスタスが働いて私たちをいつも守ってくれる仕組みがあるからなんです。

ホメオシスタスとは何でしょうか?

ホメオシスタスとは、恒常性機能とも言われています。人の体温や血圧を一定に保って私たちの命を守っている仕組みのことを言います。主に自律神経系、免疫系、内分泌系(ホルモン生成)が関与しています。

例・外気温が上がっても自分で汗💦をかいて体温を調節する

 ・細菌などの異物を追い出す

 ・けがや軽い風邪は自分の力で回復させる

 ・塩分や血糖など体液の自己調整をする

 ・ダイエットを試みてもリバウンドで体重は減りずらい

 ・3日坊主と言うことも誰もがよく体験しますね。

「今の状態を変えたくない」という心理状態もホメオシスタスの働きです。

ホメオシスタスのもたらす心理的悪循環について…

視床下部にある自律神経・内分泌・免疫系が、様々なストレス(心理的外傷)に次のような反応をします。

□心拍数、血圧をあげていきます。

□コルチゾーンやノルアドレナリンがエネルギーの再分泌を行うことで、生存の  ための役割を担います。エネルギーの再分配泌行うことで生存を優先させます。

□即時の生存に必要でないものをとりあえず後回しにします。

□ホメオシスタスはストレスを受けることで私たちを強くしてくれるという、本来は生きていくために必要な優れた機能です。

□しかし、長い時間ノルアドレナリン系の調節異常が続くと、内分泌系のバランスが壊れ免疫機能も低下していくことになります。

□発達途上中の子供は、その時点での自分にわかる範囲で物事の理解をして自己関連づけていきやすく、トラウマ経験の積み重ねが、感情コントロール困難な深刻な問題となっていきます。

□うつ、不安、発達障害など、ネガティブな解決できたていない感情の荷物を抱えて生きていくことになります。

□それは何らかの事象をきっかけに、再発見・再認識することで傷つきがさらに深まります。

□脳は使われたように発達していくため、脅威に対する領域が発達していき、感情の中枢や考える領域が育ちにくくなり、健康的発育に長期的に影響を及ぼしていき不安や怒りや感情のコントロール困難となるのです。

○災害 ○事故 ○犯罪 ○死別 ○離別 ○虐待 ○いじめ ○戦争 ○病気. …

快適な状態に自分が移動出来たら、ホメオシスタスの心理的悪循環から抜け出すことができます。それをホメオシスタス同調と言います。朝6時起床後、2時間勉強に集中するとか、起業家の集まりに出席してみるなど自分にとってのコンフォートゾーン(ストレスや不安がなく、落ち着いていられる居心地のいい場所)を習慣化し、さらには個人個人にとって意味・価値のあることを手にしていき、ホメオシスタスの善循環に入っていきましょう。

近年の研究ではいくつになっても脳は成長すると言われています!

人は関係性の中で生きています。

精神的・心理的安全の中で、心の成長はもたらされます。

今の自分を変えたいという選択をされたあなたへ

信頼関係のおける関係性の中で、あなたがあなたらしさを取り戻すための伴走者としてのお手伝いをさせていただいています。