虐待やネグレクトなどの環境に育ったとしたら
助けて!と叫ぶかわりに、聞き分けのいい子に育っていくといわれます。
その深層とは….
「自分で自分を大切に」することを
諦めている可能性があります。
どんな親も子供のすべての欲求を満たすことは不可能です。
そのような環境下の中で、「あなたは大切な存在」というメッセージを受け取ることができない発達過程の子供は、自己主張を諦めていきます。
次第に成長していく中で、自信喪失に陥って生活していくことになります。
「信頼できる力」を育てていくということが、最も必要な支援になります。
「自分はここにいてもいいんだ」
「周りの人を信頼してもいいんだ」
「私は自分のことが大切だ」
その力は他者との関わりの中で自分が大切にされ、
唯一無二の存在であることを育てていくことで、
「自分を大切にできる力」が育っていきます。
ありのままの自分を受け止め、肯定する力を育むことができます。