心はどうやってつくられていく?

人間関係で、怒り、傷つき、寂しさ、不安が起きるのは何故なんでしょうか?

本当はお互いに良い関係性を作り、お互いがお互いの成長を応援しあうことが本来の理想の関係なはずなのに

私たちは、幸せになるために生まれてきたはず

戦うために生まれてきたのではないはず

誰もそんなことは承知しているはずなのに、目の前の現実はどうでしょうか?

人が人を傷つけ、相手の生きる尊厳迄脅かす・・・この事実は何故起きるのでしょうか?

どうしてどこでどのようにして、人を憎むこころは作られたのでしょうか?

そのたった一つの理由は、「愛」への執着や欲求の不足感

その「愛」の捉え方が、一人一人異なる・・・そこに根本原因があると思います

こんなことを考えてみたことはありませんか?

もしも、十分に自分は親から「愛」をあたえられなかった・・・と感じて成長したら、その人はどんな人生を送るでしょう

もしも、十分に自分は親から「愛」を与えられて心が満たされたと、感じて成長したらどんな人生を迎えるでしょう

しかし、どのような親であっても、どのような環境であったとしても、親はその時の環境の中で可能な限りの「愛」を注いでくれたはずです

そうでなければ、あなたも私も

今ここに、生きていることはありません

じゃあなぜ、不足に思う人と満足した人がいるのでしょうか

それはほかでもない、私たちひとり一人の自分の受け取り方が異なるからにほかなりません

性格形成に最も影響があると考えられるのが家庭環境です
生まれた家族の人生観、価値観、また家族構成や両親の育児に関する考え方など、育つ環境が性格に大きく関わってきます

そして性格は幼少期にほぼ形成され、生涯その性格が人生を選択していきます

不足したままの心は、その「愛」を恋人やお互いの伴侶に求めます

しかし、こころは不足のままですから、恋人、伴侶に強い失望感、怒り、憎しみを増幅させていきます

そしてそのことは、被害者意識を更に強化して、強い孤独感を抱えて苦しみが持続していきます

人はいつからでも自分の強い気持ちがあれば変わることが出来ます

怒り、憎しみ、失望、悲しみ、恐怖、孤独感……ずっとその感情を抱えたままの人生を過ごしていたいですか?

自分の幸せの形について、考えていきませんか?