「ありがとう」は、幸せの貯金

苦しいとき程、「ありがとう」と感謝の言葉を意識して!

どんな時にその感情は湧きますか?

感謝するとどんなことが起きますか?

誰かに助けられたり守られたりしたときに、感謝の気持ちが湧きます

そして心理学の研究では、「感謝」は肯定的な結果をもたらしていくことが明らかになっています

職場の人間関係の向上

協調性の向上

やりがいの向上

幸福観の向上

アドラーは、「共同体感覚が発達している人は、自分の利益のためだけに行動するのではなく、自分の行動がより大きな共同体のためにもなるように行動する」と説明しています。

同時に、「共同体感覚は、生まれつき備わった潜在的な可能性で、意識して育成されなければならない」と、共同体感覚の重要さを語っています。

共同体感覚を備えた人の特徴としては、以下の5つが挙げられています。

【共感】仲間の関心に、関心を持っている。

【所属感】自分は所属しているコミュニティの一員だという感覚を持っている。

【貢献感】仲間のために、積極的に貢献しようとする。

【相互尊敬・相互信頼】関わる人たちと、相互に尊敬・信頼し合う。

【協力】進んで協力しようとする。

アドラー心理学では、「ありがとう」を重視します。

「相互信頼・相互尊敬」の観点から考えましょう。

「ありがとう」では、相手と自分を対等にとらえます。

(「頑張ったね」「偉いね」という発言には、発言者が上位にいるという上下関係が存在すると、アドラー心理学は警告します。

例えば、生徒と教師のような、役割上の上下関係はあっても、人間としての関係は対等であるとするのが、アドラー心理学です。だから、共同体感覚では「相互信頼・相互尊敬」を大切にするわけです。)

「ほめる」よりも「ありがとう」を重視する理由です。

もし、心当たりがある方は、一日一回からで良いです。「ありがとう」と意識して口にするようにしたら、自分と周囲の人たち、両方が変わっていくかもしれません。

目の前の人に「ありがとう!」と、言ってみてください

感謝できることを紙に書き出してみてください

幸せの貯金ができます