感情の取り扱い方

よく「負の感情は手放しましょう」と言われますが

手放すってどいう事でしょうか?

怒りや悲しみ、苦しみがこみ上げたりしても

心の痛みに蓋をしてしまうことはありませんか?

自分の今の感情に、蓋をすると…

そうすることで、自分のパターン化した無意識を

追体験していると言われています

無意識にパターン化していることで、安心してその人生を生きているのかもしれません

それは、本当は苦しみと知っているのに

蓋をしている方が

そこにいるほうが安心していられる

そのほうが楽でいられる

と、信じているのかもしれません

蓋をして生活をしていると

過去の出来事にいつまでもしつこく執着していたり、逆に執着している対象物を手放すことで未来に対して不安を抱いていたりするということは、「今」という瞬間を生きていないということになります。

そのため、執着心をなかなか手放せない状態が続くことになるのです

前向きになれない

何もやる気にならない

集中力が続かない

何か行動したとしても非効率

気分がすぐれない

体調がよくない

ストレス反応が見られてくる

まずは、今ここにあるもの、自分の目の前にあるやるべきことに集中するように心がけてみましょう

いくら執着していたとしても、タイムスリップして過去に戻ることが出来ないのはもちろん、未来へ行くことも出来ないというのは明らかです。

まずは、今この瞬間を生きているという当たり前のことを意識して、目の前にあることを丁寧に集中して過ごしてみましょう

そして

自分の中にあるネガティブな感情を声に出してみましょう

自分の心が救われると、心にゆとりが生まれて生きやすくなる

自分の感情と向き合うためには

声に出して、『人に聞いてもらうこと』です

内に抱えてしまっているネガティブな感情を声に出すことは、自分のために必要なことなんです。

感情を声に出して人に聞いてもらうことで、ネガティブな感情を昇華させることができます。

「あの人のこんな行動にイライラした」という感じで、

相手全体ではなく相手の行動だけ切り取ってイライラしていることに気づけます。

(それでもイライラさせられる行動が多いのであれば、いっそのことその人とは距離をとってしまいましょう。)

『紙に書き出して』みましょう

自分のネガティブな感情を書いている内に、

少し余力が出てきたら

『どうしてネガティブな感情を抱いているのか』を自問してみましょう

その紙を破って捨てられたら、破って捨ててみましょう

人生体験によって備わってきた感情は、

客観視(俯瞰)が出来た時、コントロールが出来ます